園長のつぶやき

優しさが届いたね

 今年は雪が降るのが遅いと思っていましたが、鳥海山は雪の綿帽子を被り、先日は雪で一面真っ白になりました。例年なら“寒々しい”と思ってしまうのですが、何だか今回は“清々しい”気持ちに包まれました。12月も今日は2日。日一日と今年も残り少なくなっていきます。善い年であったと言えるような毎日が過ごせますように・・・。

 11月27日に平田小学校5年生との交流会が行われました。代表の児童とやり取りをして当日を迎えました。玄関で児童を迎えると「懐かしい」という声が聞こえ、担任だった保育者の姿を見つけると「○○先生優しかった」と言っていました。私はこの声を聞いて「この生徒にとっての保育園は、懐かしい場所なんだ」と、温かい気持ちになりました。“優しさの輪を広げよう”のテーマによる交流会。児童たちは園児たちのいろいろな姿を思い浮かべ、静かな活動や動きのある活動など、様々な活動を考えてきてくれました。保育園では、いつも一番大きいお兄さんやお姉さんとして頑張っている年長の子ども達。その日は少し解放された表情が見えたように感じたのです。

 地域の一員としての自覚を高めるこの活動ですが、“地域の保育園として”を心の中で繰り返していた私です。


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