園長のつぶやき

教えることって難しいこと

 春が感じられる暖かい日となった2月最後の日。早いもので明日からは3月、今年度最後の月となりました。各保育室から聴こえてくる「うれしいひなまつり」の歌声も明るく感じられます。

 さて、年長さんは卒園を前にして、年中さんにホールの掃除の仕方やお昼寝の布団の敷き方などを教える、引継ぎの真っ最中です。ほうきの持ち方、上敷の敷き方・巻き方を教えているのですが、“教えるのって難しい”ということに、ただ今直面している様子なのです。私たち大人も同じことを感じたことはありませんか? “子どもに任せるより、自分でやった方が簡単” “私がすれば、早くきれいにできるのに・・・”と。しかし、待つことって大切なことなのですよね。いつも大人がやってあげていると「自分で!」という意欲の芽を摘んでしまうことがあります。初めから上手くできるはずがありませんし、失敗を経験することも必要です。失敗は成功のもとなのですから・・。

 今年度も残すところ1カ月。子ども達と、大きくなったことを喜びながら過ごしていきたいと思います。


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